環境活動レポート
【日本工業大学】Clean Green Eco Campus(2011/12)
	記者:橋本
	
	今回は、今年度のエコ大学ランキングで4位に入賞した「日本工業大学」の環境推進事務局 原様へお話を伺ってきました。
	
	
	①大学組織・学生組織 双方での取り組み
	
	→学内には、理事長をトップとした全学的な組織「環境推進委員会」と、学生による自発的な組織「学生環境推進委員会」の2つの組織があります。特に「学生環境推進委員会」では、独自で「学生の環境目的・目標」を定めたり、大学組織と同様に環境(CSR)報告書を作成したり、教員と一緒にISO14001の内部環境監査に参加したりと、積極的な活動を展開しています。
	
	
	②太陽光発電施設について
	
	→大学として日本一の規模を誇っています。太陽光パネルによって発電された電力は、キャンパス内で自家消費しています。またリアルタイムで発電量などを表示するパネルも設置しています。実際にこちらの施設は「ものづくり環境学科」や「生活環境デザイン学科」といった新しく創設された環境系の学科の授業などにも使用されており、環境に関する授業数も増えています。
	
	
	③大学での節電の取り組みについて
	→3月11日の東日本大震災以降、大学での節電の取り組みが強化されました。エアコンの輪番停止を行ったり、照明等に関しては、写真のようなスイッチシールを用いて電力消費をおさえたりしたことにより、大学全体で約33%節減することができました。これにより、CO2排出量8%削減という目標も達成する見込みです。来年度以降も、引き続き節電の取り組みを行っていく予定です。
	 
	
	
	お話を伺う前に実際にキャンパス内を見学させていただきましたが、
	
	
	・構内の清掃が行き届いている
	
	・緑が多い
	
	・ゴミの分別が細かく、ゴミ箱の設置数も多い・・・
	
	
	まさに大学が取り組んでいる「Clean Green Eco Campus」のスローガン通りのキャンパスでした。
	ここまで徹底している大学に伺ったのは初めてで、とても新鮮でした。
	
	
	またお話を伺って、日工大の環境活動は大学や職員だけではなく、学生も主体となって、その両輪がうまく動いているなとすごく感じました。
	
	
	今後の取り組みにも注目していきたいと思います。
 
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