環境活動レポート
【ecocon2013】ecocon2013について（2013/01/09）
記者：橋本
今年もエココン2013にお伺いしてきました。
2日目のパネルディスカッションと表彰式のみの参加でしたが、前回以上に充実したプレゼン・選考が繰り広げられた様子が伝わってきました。
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【パネルディスカッション】
コンテストとは別に、最終審査中に開催されました。世代の違う3名のパネリストを迎えて、「世代を超えた≪環境≫のフロンティア～これからの時代をリードする私たちへ～」というテーマでディスカッションが行われました。
パネリスト3名はこちら！
・上田壮一氏（一般社団法人Think the Earth理事／プロデューサー）
・福島宏希氏（United Youth代表）
・村西真梨子氏（環境三四郎前代表）
「なぜ環境問題解決に向けて活動しているのか」という深いテーマも飛び出し、会場の学生ともやりとりをしながら、さまざまな討論が展開されていました。
総じて訴えられていたことは「環境問題含めた社会問題に関心をもつ人を増やしたい」「社会の一員であるという自覚や意識が環境問題解決には不可欠」「似たような環境活動が多いことから、新たな解決策も模索していかなければならない」という3点でした。
先日取材記事に掲載させていただいたClimate Youth Japanの矢野さんも似たようなことをおっしゃっていましたが、環境問題だけを特別視するのではなく、数ある社会問題の中の一つだと認識し、自ら行動できる人を増やしていかなければならないと強く感じました。
【表彰式】
2日間の熱い選考を経て、最終選考に残ったのは下記5組。その中から、グランプリ、準グランプリ、会場賞が決定します。
・コネクションプロデュース≪沖縄国際大学≫
・Forest Novva☆≪麻布大学ほか≫
・石垣島を元気にするプロジェクト≪芝浦工業大学≫
・大阪大学環境サークルGECS（McK班）≪大阪大学≫
・雑木林を楽しむ会≪福井大学≫
結果は下記の通りとなりました。
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［グランプリ］
・大阪大学環境サークルGECS（McK班）≪大阪大学≫
［準グランプリ］
・石垣島を元気にするプロジェクト≪芝浦工業大学≫
［会場賞］
・大阪大学環境サークルGECS（McK班）≪大阪大学≫
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各団体の皆さま、おめでとうございます！
グランプリを受賞した大阪大学のGECS（活動内容：地域のゴミ拾い、ビラリサイクル、古紙回収など）は、新入生を多く巻き込んでいること、地域とのつながりが深いこと、そしてゴミ拾いをしながらデータ収集をし、ポイ捨てを防ぐための工夫を行っていることなどが評価されていました。
表彰式後、審査員の方から講評がありました。
共通して評価されていたことは、昨年のエココン（1日目・2日目）で指摘された課題について改善をし、さらに活動を発展させていたということでした。
確かに最終選考に残った団体を見てみると、昨年も最終選考に残っていた団体が大半でした。
特に「石垣島を元気にするプロジェクト≪芝浦工業大学≫」は、エココン初出場から約7年越しで準グランプリを獲得されたそうです。
まさに、これまでのエココンで指摘された課題を一つ一つ改善し、活動を発展させてきた成果なのではないかなと思います。
素晴らしいですね！
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今回は、わずかな時間での参加となりましたが、熱い大会が繰り広げられたという様子が存分に伝わってきました。
特に感じたことは、エココンが「数ある社会問題のうちの一つである環境問題について、若い段階から考え、行動に移していくことを再確認する場」であること、そして「これまで自分たちがやってきた環境活動における課題を見つけ、その改善に向けて考えていく場」だということです。
だからこそ、もっと多くの人にエココンを知っていただき、ぜひ参加してほしいと思いました。
またCYJの矢野さんのお話との関連についても記述させていただきましたが、高い意識をもって、熱心に環境活動に取り組まれている方々の想いや考えは、当たり前のことかもしれませんが、相通ずるところが多いということも改めて実感しました。
ぜひエココンをはじめ、さまざまな環境イベントについて知ってもらい、参加してもらう機会を増やしていってほしいなと思いました。
GREEN WORKSもそのお役に立てるように、頑張っていきたいと思います！
皆さまのますますの活躍をお祈りしております！
フォトギャラリー
会場の様子
表彰式後の様子
