【国際基督教大学】E-Weeks③/FUKUFUKUイベント（2013/06/13） 　環境活動レポート

環境活動レポート

【国際基督教大学】E-Weeks③/FUKUFUKUイベント（2013/06/13）

記者：橋本

シリーズで掲載しております、国際基督教大学の「E-Weeks」!!
皆さま、お楽しみいただけていますでしょうか。
今回は「FUKUFUKU交換会」の様子をご紹介します。

「FUKUFUKU」という文字をご覧になって、どのようなイベントなのか予想できますでしょうか。
「FUKU=服」・・・洋服（古着）の交換会です!!

もともとFUKUFUKUさんは国際基督教大学のサークルで、2012年12月に発足したそうです。
発足後、交換会開催に向けてさまざま準備を重ねていたところ、ちょうどこのE-Weeks企画の開催時期と重なったため、今回E-Weeks内でのイベント開催が実現されたそうです。

事前に古着の回収会が行われ、予想以上の数が集まったそうです。

--「古着の仕分作業に時間がかかりましたが、たくさん回収することができて嬉しかったです。」
とおっしゃってくださったのは、FUKUFUKUメンバーの松田さん。
とても嬉しい悲鳴ですね。

なぜ古着を仕分けるのか・・・と不思議に思った方もいらっしゃるでしょうか。
その答えはFUKUFUKUイベントの仕組みに秘密があります!!

実は、集められた古着は大きく3つのカテゴリに分けられて、ポイントが付与されます。

①アウター：3点
②ボトムス：2点
③Tシャツ：1点

事前に回収会に持ってきた古着の数だけ、上記に従ってポイントが付与され、専用のポイントカードに貯めることができます。
そして貯まったポイントの分だけ、欲しい洋服（古着）と交換ができるという仕組みになります。
とてもおもしろい仕組みですよね。

早速会場に入ると、大盛況の様子。

「これかわいいね。」
「この洋服絶対欲しい。」
などといった声が、あちこちで飛び交っていました。

事前に古着がたくさん集まったこともあり、会場内いっぱいに古着が置かれていました。
その古着の一つ一つには、写真のようなコメントつきのタグがつけられていました。
交換に出した方のコメントだそうで、その古着に関する思い出が書かれているそうです。
新たに古着を受け取る方も、「大切に着よう」という想いがより強くなりますね。

古着以外にも、学生さんが作ったさまざまな作品が展示されていたり、演劇サークルとコラボレーションして、FUKUFUKUのコンセプトを表現する演劇も行われたりしていました。
まさにFUKUFUKUの目的の1つである「アートを楽しむ場を提供する」というものが表現されていると感じました。

実際に会場にいらっしゃっていた学生さんにお話を伺いました。

「FUKUFUKUのイベントに来てみようと思ったきっかけは何ですか。」
--「友人がFUKUFUKUのメンバーなので、話を聞いておもしろそうだと思い、来場しました。」

「すでにたくさんの古着を選んでいますね。」
--「お気に入りの古着がいっぱい見つかって嬉しいです。」

「E-Weeksのイベントはすでにいくつか参加されていらっしゃいますか。」
--「このFUKUFUKUのイベントが初めてです。他にもいくつか興味のあるものがあるので、機会を見つけて行ってみようと思います。」

一通り拝見したあと、最後にメンバーの原口さんに感想を伺いました。

--「ちょうど新生活を始める時期と重なったこともあって、古着の整理をしたい、交換をしたいという人が多くいらっしゃったようです。立ち上げて5ヶ月あまりですが、メンバー10名でここまで準備をし、イベントを成功させることができました。次回は秋頃に開催を予定しています。年に2～3回のペースで開催していきたいと思っているので、これからもFUKUFUKUのコンセプトを大切にしながら活動していきたいと思っています。」

夜の時間帯のイベントにも関わらず、本当に多くの学生さんがいらっしゃっていました。
「人と人とをつなぐ」「環境への意識を高める」「アートを楽しむ場を提供する」というFUKUFUKUのコンセプトがまさに表現された空間だと感じました。

立ち上がったばかりのサークルということで、今後の活動もとても楽しみです。

FUKUFUKUの皆さま、ご協力いただきまして本当にありがとうございました!!

E-Weeks第3弾「FUKUFUKU」イベントをお届けしました。
次はE-Weeks中心メンバーの後藤さん、新堂さんにリリパック回収・地産地消メニューの経過を伺います。
次回の記事もぜひお楽しみに。

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