環境活動レポート
【桜美林大学】こどもサイエンス実験・観察・工作教室(2013/04/10)
記者:橋本
今回は、昨年行われたエコプロダクツ2012にてブースにお伺いさせていただいた桜美林大学です。
環境学の藤倉まなみ教授とお打ち合わせをさせていただき、年間を通じて取材させていただくことになりました。
皆さま、どうぞお楽しみに★
第1弾は「こどもサイエンス実験・観察・工作教室」です。
桜美林大学/地域連携推進室が主催となり、数名の教授のご協力のもと、4年ほど前から行われているそうです。
地域の小学校に通っている子どもたちが多く来場していました。
早速当日の様子をご紹介します!!
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○地球環境カードゲーム「マイアース」
⇒地球の環境をどう守っていくか、カード対戦形式で考えていくゲームです。詳しくはこちらからご覧ください。
--藤倉教授やお手伝いをされている学生さんも、子どもたちに丁寧に教えながら対戦されていました。「次は僕もー!!」という声や子どもたちの笑い声がとびかっていました。ぜひ今度は私も挑戦してみたいです!!
○色が変わったり光ったりする反応
⇒ヨウ素やさまざまな薬品を使って、化学反応を起こさせながら、色が変わったり光ったりする様子を見る実験です。写真にもあるように、とてもきれいで、子どもたちも驚きながら取り組んでいました。
--お手伝いしている学生さんにお話を伺ってみました。
*予想以上に大盛況で驚いています。各回によって子どもたちの反応も違うので、様子を見ながら取り組むようにしています。
--目玉の実験を最初に少し案内するなど、子どもたちをうまく引き付けるやり方に感心しました。何年かイベントに携わっているだけあって、さすがですね!!
○太陽光でお湯を沸かせる?
⇒太陽熱を集める装置とアルミホイルを使って、お湯が沸かせるかどうかという実験が行われていました。お手伝いをされている学生さんにお話を伺いました。
--子どもたちを見てみると、低学年の子が多く参加されているようですね。
*確かに、今日は低学年の子が多く来ているようです。こちらでは低学年向けと高学年向けでレベルを分けて工作や実験を行っています。それぞれのレベルに合わせて教え方も変わってくるので、それがとてもおもしろいです。
--イベントに携わる中で、勉強になることはありますか。
*まずは子どもたちの考えを寛容に受け入れることが大事だと感じています。受け入れることで、子どもたちもより楽しく、さまざまなことを考えながら参加してくれます。また子どもたちの声を、イベントの改善に向けて取り入れることも多いです。イベントを円滑に進めていくためにも、子どもたち1人1人を尊重しながら、対応するように心がけています。
--こうしたイベントだけではなく、小学校への出張授業もあるようで、教授のアシスタントという形で学生さんがお手伝いをする機会も多いようです。
○太陽光で何ができる?
⇒太陽の光で、オルゴールを鳴らしたり、模型の車を走らせたりする実験が行われていました。
○自分で作るピンホールカメラ
⇒イベント参加後のアンケートで一番人気だった「ピンホールカメラ」!!ピンホールカメラとは、レンズを使わずに、光の性質を利用して像が写るというものです。
--お手伝いをされている学生さんにお話を伺ってみました。
*初めてお手伝いをさせていただいています。普段はあまり接することのない子どもたちの反応にとても緊張しています。親身に教えてあげることができるように頑張ります。
○カチャカチャでチカチカ
⇒カメラのフィルムケースの中にビー玉を入れ、振るだけでランプがつくように工作していました。写真にもあるように、好きなイラストを描きながら、とてもかわいらしい作品を作っていました。
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初めてこうしたイベントに参加させていただきましたが、子どもたちだけではなく、見ている大人も楽しめるようなイベントでした。
取材しながら、子どもたちと一緒になって実験やゲームに参加し、思わず自分も感嘆の声をあげてしまっていました。
どこの教室も、アシスタントとしてお手伝いをしている学生さんの、子どもたちの様子を見ながら親身に教えている姿が印象的でした。
「子どもたちから教わることがたくさんある」という声も多く聞かれました。
1人でも多くの子どもたちが、将来環境に関心をもってくれることを願っています。
桜美林大学の藤倉教授、ご協力いただいた学生の皆さま、地域連携推進室の皆さま、本当にありがとうございました!!
次回の取材をどうぞお楽しみに!!
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