【佐賀大学】チャリさがさいせいの活動(2013/02/25) 環境活動レポート

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環境活動レポート

【佐賀大学】チャリさがさいせいの活動(2013/02/25)

エココン優勝後の集合写真 記者:橋本

今回は昨年のエココン(全国大学生環境活動コンテスト)で見事優勝された「チャリさがさいせい」さんです。
「チャリさがさいせい」という名前からもお分かりのように、学内の放置自転車を再生利用しながら、自転車の循環システムを促進している団体さんです。

残念ながら直接訪問してお話を伺うことはできませんでしたが、代表の山口さんにいくつかの質問にご回答いただきました!!

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【エココン当日】

○2日間の選考を通して楽しかったことは何ですか。
⇒さまざまな団体の活動や、高いモチベーションに触れることができ、非常に良い刺激となりました。

○2日間の選考を通して大変だったことは何ですか。
⇒メンバーの考えを一つにまとめることと、どうすれば活動内容をうまく説明できるかを考えることが大変でした。

○選考委員の方々や他団体から意見をもらって、気付いたこと、またこれから改善していこうと思っていることは何ですか。
⇒自転車を大切にしてもらうという啓発活動は今までもやってきましたが、さらに強化する必要があると感じました。今後は、修理講習会などを積極的に行いながら、改善していこうと思っています。

【普段の活動など】

※詳細は下部の「電子ファイル版レポート」をご覧ください!!

○循環システム確立まで大変だったことは何ですか。
⇒システムの外堀は先輩方が作ってくださいましたが、中の細やかなシステムがもろいことが問題点でした。この部分については、今も完全とは言えないので、今後も努力していきたいと思っています。

○活動を始めた頃にくらべて、放置自転車はどのくらい減りましたか。
⇒人の意識を変えることはなかなか難しく、目に見える形で放置自転車は減っていません。しかし、自転車を移譲してくれる人は、活動の発足時期に比べて増えていますし、自転車を長く大切に乗ろうと修理に来られる方も増えています。

○修理を依頼した人、実際に自転車を購入した人の反応はいかがですか。
⇒とても喜んでくれています。自転車の価格が安いのも、購入後も初回修理無料などのアフターサービスもしっかりしているのも喜ばれています。「ありがとう」と言っていただくと非常に嬉しいです。

○山口さんが「チャリさがさいせい」に入ったきっかけは何ですか。
⇒入る前に、先輩方に実際にパンク修理をしてもらったことがありました。そのときに、先輩方が楽しそうに活動していて、チャリさがさいせいついて熱く語ってくれた様子に魅了されて、入ろうと決めました。

○山口さんが代表を務めることになったきっかけは何ですか。
⇒もともと環境活動自体に興味があり、1年生のときから、先輩と他の環境団体をよく見に行っていました。その中で、チャリさがさいせいをもっと良くしたいという想いを強く持つようになったのがきっかけです。

○代表としてのやりがいは何ですか。
⇒何もかもが新鮮で、普通の学生では体験することができないことを体験できていることがやりがいです。こうしたやりがいを感じることができるのも、まわりのメンバーに恵まれているからだと思っています。

○代表として大変なことは何ですか。
⇒まわりのメンバーの意見をできるだけ取り入れていきたいと思っているのですが、人数が多いこともあり、意見をまとめるのに時間がかかってしまっています。

○今後行っていきたい活動はありますか。
⇒自転車を大切にする人が増えるように、自転車修理講習会を行ったり、再生した自転車を佐賀に生かしていくために、自転車で街をまわれるような県外向けのマップ作りをしていきたいと思っています。またメンバー1人1人の、自転車修理等の技術をさらに向上させていきたいです。

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実際にエココンの会場で発表を聴いていて「おもしろい取り組みだな」と思っていたのですが、さらにお話を伺ってみると、「自転車」を核として、しっかりとした循環システムを確立し、環境負荷の低減に向けて活動されているなと思いました。
学内だけではなく、地域の方々の協力も仰いでいるようで、地域全体で一丸となって取り組んでいるそうです。
今後の展開もとても楽しみですね★

今度はぜひ直接訪問して、お話を伺いたいと思います。
佐賀大学/チャリさがさいせいの山口さん、本当にありがとうございました!!

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自転車修理の様子

自転車修理の様子

レンタサイクルの様子

レンタサイクルの様子

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