環境活動レポート
【カーボン・マーケットEXPO】城西国際大学・株式会社久栄社のブースにお伺いして(2013/02/18)
記者:佐藤、橋本
2/6に東京国際フォーラムで開催されたカーボン・マーケットEXPOへ行ってきました。
当日はあいにくの雪となり、来場者は昨年より少ないように感じましたが、さまざまな企業や自治体、学校等が出展していました。
*****
ちょうど前日に城西国際大学の事務局より「ブースを出展するので、ぜひ遊びにいらしてください」とご連絡をいただいたので、早速お伺いしてきました。
○城西国際大学 環境社会学部
応対していただいたのは、3年生の岡田くんと峯岸くん。
岡田くんと峯岸くんは環境社会学部の1期生。先生や地域の方々の支援を受けながら、さまざまなプロジェクトをゼロから立ち上げてきたそうです。
-----
*グリーンカーテンプロジェクト
以前取材させていただきました。こちらからご覧下さい!!
今年から実際のマンションでの実験が始まるそうです。楽しみですね★
*菜の花バイオディーゼルプロジェクト
大学付属の農場で菜の花を栽培→菜種油を搾油→バイオディーゼルへ加工→学園祭の発電機の燃料として使用しました。このプロジェクトでは220kgの二酸化炭素を削減できました。今後はこのプロジェクトを引き継いで、地産地消型の自然エネルギーについて研究を展開していきます。
--写真にあるように、実際に搾った菜種油も展示してありました。今後の展開も楽しみですね!!
*循環型コミュニティの実践
環境社会学部では、1年次における環境社会検定合格を目指して勉強することを始め、環境保全に関して「今私たちにできること」を考え、身近な場所でさまざまな活動を行っています。
①プラスチック資源「学産学消」プロジェクト
⇒学内にてプラスチックゴミの分別回収を行い、新たに「リサイクルエコバック」として再生、大学アンテナショップなどで活用しています。
--実際にエコバックをいただいてきました。デザインもかわいらしいし、何より丈夫でしっかりしています!!今後は、回収量をあげるために、回収方法等を検討しながら、より効率的な仕組み作りをしていくそうです!!
②エコキャンパスを目指して
⇒「環境に配慮したキャンパスにするためには、どのような取り組みが必要か」というアンケートを実施したところ、環境負荷低減だけではなく、学習・生活空間としての快適さを重要視する回答が多く寄せられました。環境負荷の低減と学習・生活空間の快適さの両立を目指す取り組みを始めています。最初の取り組みとして、環境について学ぶ環境社会学部生の視点で、キャンパス内の施設を調査し、環境に配慮した設備や快適空間などをエコキャンパスマップとしてまとめました。エコキャンパスマップは大学にいる多くの人達に、自分たちの生活と環境について知ってもらうためのツールとして利用しています。
③大学祭におけるエコステーションの運営
⇒「環境にやさしい大学祭」を実現するために、バイオディーゼルによる発電のほかに、ゴミの減量、リサイクル率の向上を目指した「エコステーション」を設置しました。実際に出されたゴミを調べてみると、食品残さや使い捨て食器が大部分を占めていて、それぞれ肥料や再生プラスチックの原料として再生可能でした。また、環境社会学部で取り組んでいる「レアメタルプロジェクト」(※廃棄パソコンや携帯電話の部品に使われているレアメタルを回収、再利用することで資源や環境を保護するプロジェクト)と連携し、「廃小型家電」の回収ボックスを設置して、大学祭をきっかけに生活全体の環境意識を高めてもらえるように工夫しました。エコステーションの運営には3日間でのべ96名の学生が参加しました。
-----
上記のように「プロジェクトでの体験活動を通じて、環境について広く学べるのが特徴です」と岡田くんと峯岸くんがおっしゃっていたのが印象的でした。
EXPO来場者はビジネスマンや専門家が多くて緊張する、とのことでしたがお2人ともしっかりと説明してくれました。
今後も引き続きさまざまなプロジェクトについて取材にお伺いできればと思っています♪
*****
*****
会場内をまわっていると、今年の弊社の年賀メール便制作で大変お世話になった株式会社久栄社さんが出展されていました。
○株式会社久栄社
株式会社久栄社さんは印刷会社さんです。
どんな印刷が特徴なのかというと・・・
・印刷
・インキ
・用紙
・地球温暖化防止
・総合システム
すべての工程において、環境に配慮したプランを選択することができるんです!!
ちなみに弊社の年賀メール便は・・・
・印刷:水なし印刷
・用紙:森林認証紙
を使用して作成しました。
お手元にある方はどうぞご覧下さい!!
環境に配慮したプランというと、費用が高いという固定概念があるかと思いますが、実際は通常の印刷とそこまで費用は変わらないそうです。
今は、環境(CSR)報告書に使用する企業が多いそうで、学校業界での使用は少ないとのこと。
ぜひ弊社のお客様にもご紹介していきたいです!!
*****
実は弊社も昨年同様資料のみ出展させていただきました。
今年はチラシもリニューアルし、パネルも制作できたので、より多くの皆様にご覧いただけたのではないかなと思います。
引き続きGREEN WORKSプロジェクトも頑張っていきます!!
ご協力いただきました城西国際大学/環境社会学部の皆様、株式会社久栄社の皆様、本当にありがとうございました!!
フォトギャラリー