環境活動レポート
【城西国際大学】グリーンカーテン(2012/07/27)
記者:橋本
それでは第2弾の「グリーンカーテン」についてご紹介致します★
皆さま「グリーンカーテン」はご存知でしょうか?
その名の通り、建築物の外部に植物を生育させ、植物による日射の遮蔽と蒸散により、建築物の温度上昇を抑制する省エネルギー手法のことです。
城西国際大学環境社会学部では平成24年度より、野村不動産株式会社、株式会社和郷との産学連携により、集合住宅におけるグリーンカーテン普及に向けて、その効果を検証する「グリーンプロジェクト」を実施しているそうです。
今回は、学生さんと一緒にこちらのプロジェクトを進めている環境社会学部副学部長の鈴木弘孝教授に、実際に検証している場所をご案内していただきました。
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まずはこちら!!
だいぶ成長してますね★
こちらではゴーヤを育てています。
実はグリーンカーテンには、この「ゴーヤ」が一番適しているそうです。
ゴーヤの実はまだあまり育っていませんでしたが、葉っぱは、もうすでに「ゴーヤ」の香りでした♪
グリーンカーテンの前に立っていると、確かに涼しく、遮光の効果を感じられました。
実際に建物の中にいると、その効果をより感じられるそうですよ!!
次にご案内していただいたのがこちら!!
何をイメージして組み立てているか分かりますか??
(※答えは「城西国際大学環境社会学部では~」という文章の中にあります!!)
ヒントを書き加えてみましたが、これでお分かりになりますでしょうか♪
実は高層の集合住宅(グリーンカーテンを設置するベランダ)をイメージして作っています。
こちらでは方角によって植物の成長に差があるかどうかなどを検証しています。
一般的に日当たりがよい南側が一番進んでいるのかなと思っていましたが、西側の植物も南側に負けないくらい成長が進んでいるそうですよ★
こちらではミニゴーヤ、朝顔、アサリナなどを育てています。
最後にご案内していただいたのがこちら!!
こちらは建物の屋上です。
つまり、高層階でグリーンカーテンを行った場合の検証です。
高層階になると風も強くなるので、その風に耐えられるかどうかも合わせて調べています。
実際に学生さんにお話を伺ってみると、楽しんで検証を行っているようでした♪
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江戸時代には、すでに朝顔を長屋の軒先につるして涼を得ていたという、実は日本での歴史も古いグリーンカーテン・・・
まさにエコな取り組みですよね♪
私自身、実際にグリーンカーテンを見たことがなかったので、その成長ぶりや効果にたくさん驚かされました!!
また何より、鈴木教授と学生さんが楽しみながら検証しているその様子もとても微笑ましかったです。
まだ立ち上がったばかりの環境社会学部ですが、その様子を見て、これからの城西国際大学でのさまざまな研究がますます楽しみになってきました。
今回ご紹介した検証の結果も楽しみです★
鈴木教授、環境社会学部の学生の皆様、本当にありがとうございました!!
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