【工学院大学】環境ISO学生委員会の活動(2012/03)　環境活動レポート

環境活動レポート

【工学院大学】環境ISO学生委員会の活動(2012/03)

記者：橋本

今回は、昨年のエコプロダクツでブースにお伺いさせていただいた工学院大学/環境ISO学生委員会へ取材に行ってきました。

大学でISO14001を取得していることがきっかけで、2009年から活動を始めたそうです。
八王子キャンパス・新宿キャンパス合わせて現在約40名程で活動されているそうですが、上原さん(代表)・佐々木さん(新宿支部長)・渡邊さん(八王子支部長)にお話を伺ってきました。

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＊現在どのような活動を行っていますか。

【八王子キャンパスでのエコチェック】
→授業終了後に、各教室をまわって消灯チェックを行っています。学生がどれくらい環境意識をもっているか知りたいという思いから始めたもので、基本的に授業がある日は毎日行っています。
 
【新宿キャンパスでの節電活動】
→節電を呼びかけるポスターを作成し、比較的人通りの多い研究室のある建物やラウンジなどに掲示しています。
 
【エコキャッププロジェクト】
→ゴミ箱の近くにキャップ回収ボックスを設け、学生にペットボトルとキャップを分別してもらい、集めたキャップは「エコキャップ推進協会」に提供しています。学生に資源の大切さを知ってもらう活動となっています。
 
【環境強化月間】
→授業がある4月～7月、9月～12月に、毎月テーマを設けて学内にポスター掲示をし、学生に呼びかけを行っています。テーマは学生が取り組める身近なものが多く、過去には「5R(Reduce,Reuse,Recycle,Refuse,Repair)」、「クールビズ」や「ウォームビズ」などを取り上げました。
 
【清掃活動】
①学外清掃
→八王子キャンパス周辺の清掃活動です。昨年から始めた活動で、環境ISO学生委員会だけではなく、一般学生も参加できる活動となっています。

②クリーンアップキャンペーン
→八王子キャンパス内の清掃活動です。大学の自治会と連携して行っている活動で、学生の環境意識の向上やマナーアップを目的とした活動となっています。  

【各刊行物の発行】
①委員会広報誌「Let's Go エコ通信」 →各活動報告や各種イベントの案内などを、冊子にしてまとめたり、ポスターにして掲示したりして、学生に周知しています。月1回のペースで発行しています。

②環境報告書
→大学としての環境活動報告や委員会の各活動内容報告、また学生向けに実施している「環境意識実態調査アンケート」(※各先生方の協力のもと、授業終了後などに実施)の集計結果を冊子にしてまとめています。こちらは年1回発行しています。

【学園祭でのエコトレー使用・ゴミ分別活動】
→フィルムをはがして再利用できる食品容器を学園祭で使用しています。また来場した方にゴミの分別をしていただく「エコステーション」というスペースを設け、委員会立ち会いのもと分別活動を行っています。  


＊今後どのように活動を展開していく予定でしょうか。
⇒「連携」をキーワードに活動を展開していきたいと考えています。  

①学生や大学の自治会、附属中学校・高校との連携
→学生や大学の自治会とは上記清掃活動を継続しながら、今後もさまざまな活動を一緒に展開していきたいと考えています。また附属中学校・高校とは、エコプロダクツにも一緒に出展していますが、もともと環境ISO学生委員会を立ち上げたのも、附属中学校・高校の卒業生の方なので、もっと連携した活動を行っていけたらと思っています。

②地域住民との連携
→こちらも清掃活動を中心に連携・交流活動を行っていきたいと考えています。大学の職員の方から地域住民の方々に呼びかけていただき、連絡を取り合っています。早速今年の3月に、近くの「川口川」の清掃活動を行う予定です。上記学外清掃で集まるゴミの量がなかなか減らないので、こうした地域住民の方々にも協力していただきながら、少しずつ減らしていきたいと思っています。
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お話を伺う中で繰り返し出てきた言葉でもあり、私自身も強く印象に残った言葉が「連携」という言葉です。
上記にご紹介した、多岐にわたる活動のいずれにも共通しているキーワードであり、環境活動を継続し、その幅を広げていく上で、非常に大切な言葉だなと思いました。
今後も「連携」をキーワードに、どのような活動が展開されていくのか非常に楽しみです。

工学院大学/環境ISO学生委員会の上原さん・佐々木さん・渡邊さん、ありがとうございました。

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