【聖心女子大学】聖心祭での環境活動(2012/02) 環境活動レポート

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環境活動レポート

【聖心女子大学】聖心祭での環境活動(2012/02)

エコステーションの様子① 記者:橋本

今回は、以前からお取り引きのある聖心女子大学へ行ってきました。

聖心祭(学園祭)で環境活動を行っているとのことで、聖心祭実行委員会の皆様へお話を伺ってきました。

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*聖心祭で取り組まれている環境活動について教えてください。

○「和RE箸」
→間伐材で作られた和RE箸を使う取り組みです。もともとは学食で行われていた取り組みですが、昨年から聖心祭でも導入となりました。こちらの箸は、使用後オガコとなり、家畜農家で再利用されます。無漂白な間伐材で作られているので、コンビニエンスストア等でもらう割り箸が混入するとリサイクルできません。したがって回収ボックスには、必ず実行委員会が立ち会うようにしています。「割り箸」と聞くと環境に悪いイメージがありますが、「間伐」は森林の成長のために必要な作業なので、間伐材で作られた「和RE箸」を使用することで資源の有効利用に繋がっています。

○「リパック」
→リパックとは、フィルムをはがして100%再生できる食品容器のことで、こちらも聖心祭で使用しています。こちらの容器で食事をした後、上のフィルムは燃えるゴミへ、下の容器は回収し、再度同じリパックとして100%リサイクルしています。

○「ECO STATION」
→聖心祭当日に「ECO STATION」というゴミ分別スペースを3ヶ所設けました。手作りで、ゴミを分別するための箱を作成し、実行委員会立ち会いのもと分別作業を行いました。単に段ボールを置くだけではなく、写真のようにお客様からゴミが見えないようにするなど工夫したことで、「思わずゴミを分別したくなる」と好評でした。

○「廃油から作る手作りキャンドル」
→子供から大人まで参加できる企画として実施しました。キャンドル用の廃油とビンは全て学内で集めました。こちらのキャンドル作りは、もともと昨年代々木公園で行われた「エコフェスタ」で私達がお手伝いをさせていただいた会社さんから教わりました。3.11の東日本大震災以降、エネルギーの大切さを改めて実感したことから、参加された方も多かったです。

*今後どのように環境活動を展開していく予定でしょうか。
学園祭というと、ゴミが多く出るなど環境にあまりよくないのではないかとの思いがあり、年々聖心祭ではエコへの意識が高まってきています。聖心祭だけではなく、学内でも環境関連のゼミやサークルが参加する「エコ推進連絡会」という集まりが半年に1回行われており、それぞれの活動の報告や、今後の活動について話し合っています。こうした「エコ推進連絡会」とも連携し、皆で協力しながら、今後の聖心祭でも現在の活動を継続したり、新たな活動を考えたりしていきたいと思っています。

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単に学園祭を実施するだけではなく、学園祭を実施することによって発生する環境への負荷を考えて、さまざまな取り組みをなさっていたので、非常に興味深かったです。

来場したお客様も一緒に取り組めるので、環境のことについて考えながら、楽しく活動できるなと 思いました。
今後にも期待したいと思います♪

聖心祭実行委員会の皆様、ありがとうございました!!

フォトギャラリー

エコステーションの様子②

エコステーションの様子②

キャンドル企画の様子

キャンドル企画の様子

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